健全森林保護・整備及び
林業生産性向上、
持続可能森林経営寄与
もって地球環境保全する

一般社団法人 林業薬剤協会について

本会は林業薬剤及びその使用技術の開発研究を促進し、その成果の普及により健全な森林の保護・整備及び林業の生産の向上、持続可能な森林経営に寄与し、もって地球環境の保全に資することを目的としています。

主な業務は林業薬剤等の開発試験の受託実施です。
開発試験は除草、病害、虫害、獣害の4部会において運営、国公立林業試験研究機関、大学等に委託しているほか協会自体でも実施し、本会に設けた学識経験者で構成する「調査委員会」において試験結果を審議します。

具体の試験内容は取り扱う部会で違いますが除草剤部会においては、林地、苗畑、緑化地、非農耕地などを対象とする除草剤、植物生長調整剤、土壌改良剤の効果試験を、病害部会、虫害部会、獣害部会においては林木、木材、苗木、緑化木、きのこ類などを対象とする病害防除薬剤等、虫害防除薬剤等、鳥獣害防除薬剤等の薬剤効果試験を受託し実施しています。
本会で実施した開発試験の成果によりこれまで多くの林業用薬剤の登録がなされています。

近年の食の安全に対する関心の高まり、農薬使用に関する安全と環境への関心は極めて高く、引き続き農薬の安全かつ適正な使用が強く要請されていることを念頭に適正かつ効果的な開発研究を推進してまいります。

林業薬剤協会動画

令和5年11月2日
「外来カミキリムシの生態と防除対策」研修会動画

近年、深刻被害が懸念される侵略的な外来カミキリムシ類の国内での発見が続いて樹木への加害、枯死・倒木等による人的被害、農業被害、自然景観や生態系への悪影響を引き起こすことが懸念されており年々その生息範囲や被害が拡大傾向にあるため、被害の早期発見と迅速な防除が重要な課題となっています。
当協会では、(一財)日本森林林業振興会の御助成により、加賀谷悦子昆虫生態研究室長((国研)森林研究・整備機構森林総合研究所)による「外来カミキリムシの生態と防除対策」と題する研修会を森林・林業に携わる方々を対象に、令和5年11月2日開催致しました。
その際の動画を当協会ホームページに公開致します。

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